お客様の席に“突撃”して、トークで楽しんでもらいます!

ブラッスリー ムー 武蔵小杉店 ホール一般社員 池田千尋

ホテル業界から転職しホールスタッフとして働く池田さん。入社したての彼に入社前後のギャップや今後どのように活躍していきたいかお話を聞きました。

「何があっても笑って楽しもう!」エバーブルーを選んだ理由とは。

エバーブルーに入社するまでの経歴を教えてください。

接客の仕事がしたくて、ホテル系の専門学校に行きました。卒業後、横浜にある外資系のホテルに就職し、ベルボーイとして3年ほど勤めました。2年目に時間帯責任者に昇格して、メンバーに指示出しなども行いました。

その後に、エバーブルーですか?

そうです。

転職動機は、なんだったんですか?

接客スキルをもっと磨きたいって思って。いろんなホテルを経験するのもいいとは思うんですけど、せっかくならば飲食業とか、アパレルとか、営業マンとか、いろんな業態をやったほうがスキルが身に付くんじゃないかと思いました。それで、まずは飲食業に絞って探すことにしたんです。ホテルにもレストランがあって、地続きだと思ったので。

転職先はどうやって探しましたか?

まずは転職サイトで、待遇などの条件は気にせず、ざーっと店の写真を中心に見て明るくてイメージの良さそうな店を直観的にピックアップしました。その中から、恵比寿にあるカフェと、エバーブルーの「ブッチャー・リパブリック 横浜赤レンガ シカゴピザ & ビア」に絞ったんです。赤レンガの店は2月から改装中でしたので、「ブッチャー・リパブリック 武蔵小杉グランツリー シカゴピザ&クラフトビール」と、恵比寿のカフェで実際にランチを食べて、店の雰囲気やスタッフの様子を観察して、エバーブルーに決めました。

なるほど。実際にお店に足を運んで確かめてみたんですね。

はい。文字や写真だけに頼らず、お金を払って、自分の目や耳、舌で確かめてみないとわからないと思うからです。

確かにそこは非常に重要ですね! 選んだ決め手は何だったんですか?

一言で言えば、「スタッフのみんなが楽しそう!」ということ。自分の持ち味が発揮できそうに感じました。その上で面接を受け2022年6月に入社し、「ブラッスリー ムー」のホール担当に配属されました。

入社してからの不安はありましたか?

正直ありました(笑)。雰囲気に馴染めるか? 楽しめる店か? って。でも、入ってすぐ「ここで良かった!」と思えて、そんな不安は吹き飛びました。

「ここで良かった!」と思えた、今のお店のいいところは何ですか??

店長の雰囲気づくりです。コレガス(オランダ語で“仲間”の意)に「何があっても笑って楽しもう!」って呼びかけるんです。店長自身もそうしていますし、自分もそういう雰囲気が大好きなので、超フィットしている感じですね。

お客様に楽しんでもらい、店のファンに。

仕事で、大変だと感じることはありますか??

今、猛スピードでホール兼務の店長からいろんな業務を叩き込まれてます(笑)。1週間でレジ締めを覚え、10日で売上日報の入力を任され、っていう感じで。でも、大変だなんて1回も感じたことないですよ。自分としても早く覚えることが店のためになると思えるからです。

素晴らしいですね! 逆に、楽しいことは?

お客様と話すことです!「ブラッスリー ムー」は50席ぐらいであまり大きくないこともあり、お客様との距離が近いんです。もちろん、一線を越えないレベルですが、お客様の席に“突撃”しておしゃべりしています(笑)。楽しんでもらえれば、と。

“突撃”ですか(笑)

はい。最初にメニューの説明をしに行ったとき、話しかけても大丈夫なのか、そっとしておいてほしいのかという雰囲気を確認して、前者の場合はちょくちょく行って視線が合えば話しかけて笑いを取ったりするんです。

それで楽しんでもらえれば、お店の印象がグッと良くなりますね。

そうですね。そういった自分らしい接客で店のファンを作りたいと思っています。お客様は地元の方や、地域の会社帰りの方が多いので。

そうなんですね。ほかにはどんなお客様が多いですか?

武蔵小杉はタワマンがたくさん建ってニューファミリー層が急増しているせいか、30~40代のご夫婦と見られるカップルや会社員グループが多いでしょうか。

ご自身と年齢層が近くて、話を合わせやすそうですね。

そうですね。ただ僕はホテルマンを経験していることもあって、どの年代の人とも話を合わせられる自信がありますよ。というか、人と話をするのが大好きなんです。

いいですね! お店の集客状況はどうですか?

コロナが落ち着いていたころの週末はずっと満席状態で、席が空けばすぐ埋まるという状況でした。そのときは店の中を走りっぱなしでしたね。第7波が来てからは少しだけ落ちましたけど、また戻ると思います。

コレガス(仲間)が楽しく働けるように。

では、今後の池田さんのビジョンを教えてください。

店長や統括店長といった立場的なことよりも、一緒に働くコレガスから「今日は池田さんがいるから楽しく働ける!」と思ってもらえるような存在になりたいですね。

なるほど。その結果、売上に繋がればいいと。

はい。もちろん売上はお店として非常に重要ですが、最初から売上アップだけが目標になると、固いというか、お店がつまらない雰囲気になってしまい、せっかく来てくださったお客様が楽しめないと思うんです。例えば、席の回転率を上げるために「オーダーのないお客様は、早く帰すように皿を引き上げろ」などと指示したら、コレガスは冷たい気持ちになってしまうし、お客様にも伝わってしまうと思います。

そうですね。お店の雰囲気は大切ですよね。。

来店の多い週末の夜、お客様へお席の時間制をお願いすることもありますが、一番大事なのはこの店で過ごしていただく時間をお客様に心から楽しんでもらうことだと思っています。

先ほど、「アパレルや営業などいろいろな接客でスキルを磨きたい」と言っていましたが、今後経験してみる気持ちもあるんですか?

当面は考えていませんが、ドイツのレストランで調理を修業した友達と「いずれ二人で店をやりたいね」って話してはいます。今後独立するかもしれませんが、具体的に話を進めているわけではありません。まずはエバーブルーでいろいろ経験したいと思っています。

エバーブルーに入社して、社員たちに対して感じることはありますか?

ときどき、ほかの店にヘルプに行く機会もありますが、ブランドごとに店の雰囲気が違いますし、店ごとに客層も違います。各店長がそれぞれ気にかけていることが違うのは、勉強になりますね。

ほかの系列店も経験できて、勉強できる機会が多いことは素敵ですね。では最後に、求職者に会社やお店の選び方についてアドバイスをお願いします。

先ほどもコメントしましたが、実際にお店に足を運んで自分の五感で確かめてみることが大事だと思います。ホテルであっても、宿泊までしなくてもロビーで過ごしてみるとか、トイレを利用してみるだけでもつかめる雰囲気はあると思います。その中で、最もフィットしていると感じるところに決めればいいのではと思います。自分の直感を信じてほしいですね。

ありがとうございました!