ベルギービール名誉騎士ブログ 2023年6月号

こんにちは。

輸入の話を半年ほどに渡りお手紙に書いてきて先月のお手紙で終了しましたが、今回は輸出も含めたお話です。

先日コロナ後初の海外に行ってまいりました。
ヨーロッパでもなくアメリカでもなく台湾へ

台湾に行ってきた理由の一つは『輸出』に関してです。

リオのビールを日本の滞在時に卸先で飲んで”輸出をしたい”とメールで連絡がありました。
その方とは、以前日本に家族と来日されている際に30分ほど会ったことがあり、その際に訪台を約束していたことも繋がって、今回の訪問となりました。

コロナ以前は結構海外に行ってましたので海外出張に慣れていたのですが、
空港でのフェイスエクスプレス(顔認証の登録)とか、帰りの際の税関申請が紙だけじゃなくてデジタルになってたり、数年であっという間に変わるものなんですね。

色々と海外に行っていない事を反省しましたね。
当たり前ですが海外の目まぐるしい変化を感じ取るためにも海外は行かないとダメです。
すぐに浦島太郎行きです。。

そして台湾では、いろんな出会いがありました。
安倍首相のモノマネ芸人である「ビスケッティ佐竹さん」を、とある以前から知り合いのミュージシャンの方に紹介して貰って台湾鍋を食べたり、
そのメンバーで行ったミュージックバー(ビアパブ)にてお会いした日本人(僕ら以外ではこの方だけ)は、天文学関係の仕事(天文学者様?)をやられているそうで、話をしているとデリリウムカフェで私に2度ほど会ったことがあるという話になりました。
天文学の方に、”世界は広いけど狭い”という名言を頂いた次第です。

弊社の目指す先として「人の円で航路図を作り豊かな世界を作る」という言葉があります。

「”人”と”食”がお互いを行き来することで生まれる円を大事にしよう」というものです。
この考えからしても輸入だけでなく輸出も行なっていく必要があります。
この3年止まっていたことがありましたが、ギアを上げて世界に追いついていこう、世界と共に食で心身共に豊かになっていこうと誓い、帰ってきてすぐに課題を整理しております。

本当は台湾でしか飲めないビールですけど、今回日本でも販売しますということが近いうちに起こるかもしれませんね。

一方で、この手紙を書く前にベルギーの大事な友人が会えないままお亡くなりになりました。
ヨーロッパにも今年は必ず伺わなければと誓ったこの1週間です。

RIO(菅原 亮平)

代表略歴

菅原 亮平(スガワラ リョウヘイ)
1979年生まれ、福岡県出身。

  • 鹿児島県ラ・サール中学・高校で寮生活を経て、2002年早稲田大学建築学科卒業。
  • 大学在学中に事業の企画書を持ち込んだ縁で卒業後にタリーズコーヒージャパン株式会社にて1年半ほど勤務。
  • 当時の社長に経営指導を受け、飲食業界に携わる。
  • 2004年六本木に「ベル・オーブ」1号店をオープン。
  • 2005年から、現地よりベルギービールを直輸入し、2006年には卸事業を展開。
  • 2010年9月ベルギー本国より、ベルギービール名誉騎士を受勲。
  • 2014年アメリカからのビール直輸入・卸を開始。
  • 2015年5月、ベルギーにて子会社RIO BREWING&CO.SPRLを設立。
  • 同年6月にEVER BREW株式会社(本社最寄り:虎ノ門)に社名変更。
  • 2016年フランス、サンテミリオンにてサンテミリオンワイン騎士受勲。
  • SASUKE2回出場、マッスルミュージカル初代メンバー